七夕になると、願い事を書く機会がありますよね。
「家族が健康でありますように」
「お金に困りませんように」
「幸せになりますように」
でも、正直なところ、
”願いを書いたくらいで叶うなら苦労しない”
と思ったことはありませんか?
実は私も、「願いを書けば叶う」という言葉だけでは、
どこか腑に落ちませんでした。
けれど、ヒプノセラピーや心理の学びを深める中で、
あることに気づいたんです。
それは、
私たちは、自分が本当に何を望んでいるのかを、実はほとんど知らない。
ということでした。
例えば、
「もっとお金が欲しい」
という願い。
でも、その奥には、
・安心したい
・将来の不安をなくしたい
・自分な好きなことを我慢したくない
・誰かに頼らずに生きていける自信が欲しい
そんな気持ちが隠れていることがあります。
あるいは、
「痩せたい」
という願いも、
本当は、
・自分を好きになりたい
・自信を持って人と会いたい
・女性としてもう一度輝きたい
という願いなのかもしれません。
つまり、私たちが普段考えている願いは、
”本当の願いの表面”でしかないことが多いのです。
だから願いを書くことの本当の目的は、
願いを叶えるためではなく、自分の本当の願いを知るため。
その先に、なりたい自分が待ってたりします。
頭の中だけで考えていると、
私たちはいつも同じところをグルグル回ります。
でも、書くことで初めて、
「あれ?私本当に欲しかったのはこれだったんだ」
ということに気づき始めます。
実は、願い事が続かない人には共通点があります。
それは、
”叶えたいこと”を書こうとしていること。
だから苦しくなるのです。
例えば、
×「年収を上げたい」
×「痩せたい」
×「結婚したい」
だけを書いても、心はあまり動きません。
大切なのは、その先を書くこと。
例えば、
「年収を上げたい。
なぜなら、お金の不安なく毎月過ごしたいから。
もしそれが叶ったら、
私はもっと安心して眠れて、
好きなカフェでゆっくり過ごして、
家族にも優しくなれる。」
ここまで書いてみる。
すると、
単なる”願望”だったものが、
”自分が本当に感じたかった感情”に変わります。
人は、物や出来事が欲しいのではありません。
その先で感じる、
「安心」
「愛されている感覚」
「自由」
「自信」
「満たされている感覚」
が欲しいのです。
だから願いを書くときは、
「何を叶えたいか」ではなく、
「それが叶ったら、私はどんな気持ちになっているのか?」
を、ぜひ書いてみてください。
ヒプノセラピーでも、
表面的な悩みを辿っていくと、
最後にはいつも、
「安心したかった」
「愛されたかった」
「認めて欲しかった」
という、シンプルな願いに辿り着くことがあります。
もしかすると、
あなたの願いが叶わないのではなく、
あなた自身が、
まだ自分の本当の願いに気づいていないだけなのかもしれません。
今年の七夕は、
お願い事を書く日ではなく、
”本当の自分の願いを知る日”
にしてみませんか。