ヒプノセラピーで退行催眠を体験しました。
最初にリラクゼーションを兼ねて”安全な心の場所”に誘導してもらいましたが、ラポートさんの落ち着いた声や醸し出す雰囲気でとてもリラックスできました。
そこで感じたのは、自分への愛情や生きるということの喜びや感謝の気持ちでした。
その段階でまさかそのような感情に満たされるとは思いませんでした。
年少時のことを思い出した時には、自分の内から溢れる愛情が周りに受け取ってもらえない感覚を思い出しましたが、忘れていた感情だったと思います。
生きていく上で折り合いをつけて行った方が楽だからだと思います。
誘導に従って母親に会いにいくと、そこでも同じようにあっという間に自分から湧き出す愛情と感謝に満たされた感情が押し寄せてきました。
母親は心理的に近い存在だと思うので、普段は顕在意識で色々と押し込めていて、そんなふうにダイレクトに感じられることは難しいです。
催眠誘導されることで、自分の心の上澄のその下に抵抗なく潜り込めるのだなぁとその効果に改めて驚きました。
催眠療法というとネガティヴな気持ちからの解放というような印象を抱きがちですが、そのように自分から湧き出てくる愛情や感謝の気持ちをダイレクトに感じる効果もあるんだ、と驚かされました。
それは当然のことながら人生における幸福感を底上げします。
普段の生活でも、そのような体験はありますが、施術前のカウンセリング、人を介する催眠療法、その後感じたことを話し合う、という専門家を介したプロセスを踏むことによって、その効果が増幅されると感じています。
催眠療法をはじめ、自分の心へのアプローチは今までにも経験してきていますが、ラポートさんにはとても信頼の気持ちを持てました。ありがとうございました。